強制リモートワークで学んだ事
こんにちは。
中原です。
この投稿は下記のnoteで公開したのと同じ内容です。
https://note.com/naka_3/n/nd17928b5a858
コロナで強制的にリモートワークになりました。
この状況を通して僕が学んだ事と考えた事を自分のためにメモしておきたいと思います(メモなので、全然まとまっていません!)。
コロナの前からリモートワークをうまくやるコツやサービスはたくさん考えられていました。
VRを使ってバーチャルオフィス空間を作るなど、大掛かりなサービスのアイデアもたくさんありました。
僕も仕事中に家族が1m以内によってきたら電気ショックを与えるデバイスなんかを考えていました。
そして3月末から5月末まで、僕は多くの方と同じく強制的にリモートワークになりました。
6月になった今も、しばらくはリモートワークの予定です。
しかし、大掛かりな仕掛けがなくても十分にリモートワークをこなせる事が分かりました。
安定した通信環境とマイクやカメラ等の入力機器、集中できる場所とファシリティ、そしてzoom等のオンライン会議サービスとmuralやmiroのようなホワイトボードサービス。
僕の場合はこれだけでコロナ前と同じかそれ以上の事ができています(自己評価です。周りに迷惑をかけていたらすいません)。
さらに副業やコミュニティへの参加、自己研鑽に使える時間が増えました。
家族との時間も増え、さらに仲良くなりました。
つまりコロナ前に考えられていた革新的なサービスがなくても、僕はリモートワークになってこれまで以上に快適に仕事ができ、時間を有効に使えるようになりました。
こうなった大きな要因は、僕だけじゃなくみんなが一斉にリモートワークになったからってことだと思います。
オフラインだと、いくら自由時間勤務やリモートワークOKだと言っても、暗黙的(明示的なところもありますが)に何時までには会社にこいとか、何時までは居ないといけないみたいな感じがあった気がします。
さらに「あいつはいつも暇そうにしている」とか、実情を知らない誰かが主観で噂をしたり(僕はしないしされていないと信じています!)、本質的ではない評価をしちゃったりする光景を目にした方も多いのではないでしょうか。
このように、みんなが一斉にリモートワークになったからこそ、省けるなら省きたいストレスや無駄な時間が全部なくなりました。
以前からリモートワークを活用していた僕でも改めて実感しました。
余談ですが、もちろんリモートでもやばい上司はいます。
彼/彼女らは部下のリソース効率を監視したがるかもしれません。
実際、1ヶ月ほど前に部下の着席、離席や作業状況を監視できるサービスを導入してるって会社の記事が大炎上してました。
下記が関連記事です。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200504-00000012-zdn_mkt-bus_all
幸いそんな事をする人は僕も含めて周りにはいませんでした(と信じています)。
またそういう人も、そういった"オフラインに近づけるオンラインシステム"がいかに無駄かと言う事に気付いたと思います。
他にも一斉にリモートワークになったからこそ学べた事があります。
リモート会議をうまく進めるコツです。
これは、僕はコロナ前からずっと言ってたことでもあります。
"リモート会議では会議に参加する条件を揃える" 事がマストなのです。
残念ながらコロナ前はなかなか周囲に徹底できませんでした。
実感したことが無い人にいっても分かってもらえないし「一回やってみましょう」って言うのも何か言いずらいし、めんどうくさいし。。。
しかし強制リモートワークの期間中は、みんなが各自のPCから会議に参加し、リモート会議の場が唯一の会場になる事を経験しました。
そして、それが意外とうまく進むことが分かりました。
僕が「これが 会議室 対 個人 ならうまくいかないと思うんすよ~。各自が同じ条件だからうまくいくと思うんすよね~」というと、みんな納得してくれます。
コロナ前はリアルな会議室がメイン会場で、個人でPCで繋がってる人はサテライトというかおまけ感があったのは否めないと思います。
そのためどうしも情報量に差が出てしまいますし、発言した後のリアルな会議室の空気感もわかりせんでした。
リモート会議は参加条件を揃えることが成功のカギってことを、全員が同じ条件になり、経験することで、納得してくれました(確認したのは僕の周りの一部の方だけですが)。
他にもリアルなホワイトボードよりもデジタルなホワイトボードの方が、練度が上がるとはるかに便利だったりします(TRICHORDも時代にのっていれば爆発したかもしれないのに!)。
アナログに近い使い勝手のサービスもたくさん出てきています。
今回のことでさらに色んなサービズを試す事ができ、より一層そう思いました。
リモートが良いかオフラインが良いかは環境などによって人それぞれあると思います。
ただ、僕たちはこの壮大な実証実験でリモートワークのMVPを身をもって学びました。
コロナ前に一生懸命考え、せっせと開発され、PoCが繰り返された大掛かりなサービスは、リモートワークにはNice to haveでしかなかった事が証明されました。
さらに、リモートワークをうまく進めるためのちょっとしたコツを学びました。
みんなで一斉にリモートワークをやってみたからこそ分かったことがたくさんありました。
やっぱり実験が大事で、実験は環境が大事だと思いました。
いくら机上でビジネスモデルを書いても、企画案を考えても、答えはそこにはありません。
この期間で学んだ事をいかにおさらいし、今後に活用できるかは、僕たち次第です。
また、リモートワークについて自分が学んだと思っている事はあくまでも自分にとってなので、環境が異なる他の仲間ともシェアし、今後の働き方やWorking Agreementに活かしたいと思います。
近い将来
『昔は空いている会議室を探すのに1時間以上かかることもあったんですよ!』
なんてのが、笑って話せると良いなぁ。
リモートで。