Agile Japan 16 に参加しちゃった
アジャイル・ジャパン 2016に参加しました。
資料
http://www.agilejapan.org/program.html
基調講演はJOE JUSTICEさんのSCRUM for H/Wのはなし。
ソラコムの玉川さんの話し。
どちらも面白かった。
玉川さんが同世代ってことにびっくりしました。
各セッションについては、それぞれ興味深かったしおもしろかったです。
内容については、公式レポートが出ているので、そちらをご参考に。
http://www.manaslink.com/aj2016
参加して、驚いたことが2つありました。
今回のブログではそれについて書こうと思います。
驚いたことその1
イベントが企業向けでした。
アジャイルの集まりというと、若手エンジニアの発散の場みたいなイメージがあったけど、スーツの人がとても多くいました。
年齢も僕より上の方がたくさんいました。
品質保証に関連するセッションが多く、入門編みたいなのは少ないイメージでした。
『理屈と基本はわかった。具体的にうちでやるにはどうすれば良い?』ってのが、世の中の多くの人の関心事なのかな?
ある程度の規模と歴史がある組織では、品質保証は真っ先に挙がる課題の1つだと思います。
ここ数年、エンタープライズ・アジャイルが話題に挙がっています。
それも、大きな組織が部分導入から全社導入へとフェーズが移っているからかな。
だからスーツの人が多いのかな。
なんてことを思いました。
思ってた雰囲気と違って驚きました。
ただ、、、、
イベントのしめくくりは「愛は勝つ」を「アジャイルは勝つ」に替えた替え歌を合唱するという、当初思ってた通りのアジャイルな集まりになっていました。。。
僕は「精神論じゃないんだ!」と言いながら「楽しければアジャイルだ!」的な精神論を語るアジャイル教が苦手でした。
特に13,4年前にLean SW開発だXPだSCRUMだって言ってたコミュニティは、新興宗教みたいで苦手でした。
もちろん、Lean SW開発やXPやSCRUM、その他のメソッドやフレームワークの考え方はすごく分かるし、良いと思っていました。
新興宗教的なのりが苦手なだけで。
チェンジビジョンで働くモチベーションの1つは、あえて自分が毛嫌いしている場に飛び込むってのもありました。
その頃はアジャイル信者に負けないために、アジャイルの本をたくさん読んだなあ〜
懐かしい〜
なので、今の組織でアンチアジャイルみたいな人の気持ちも多少わかります。
僕はアンチアジャイルでもアジャイル信者でもなく、良いものを作ってたくさんお金をもらいたいだけですが。
そのための良い方法があれば、そんなのは手段なのでなんでも取り入れます。
驚いたことその2
とにかく知り合いが多かった。
豆蔵や永和さん、オージスさんがスポサーについているので、久しぶりに誰かに会えるかなぁとは思っていましたが、予想以上に多かった。
登壇されている方も知り合いが多くてびっくりしました。
コンサルを売りにしている会社で、しかもアジャイルに精通している会社ってなるとすごく世界が狭くなるんだと思いました。
アジャイルを扱う人や会社は、オブジェクト指向を広めていたコミュニティや会社がほとんどなので、当然といえば当然か。。。
おかげさまで、1人で参加したのにいつも誰かと一緒にいることができました。
お昼も永和の方とご一緒させていただき、とても楽しかたです。
ということで、2つの驚きをつらつら書きました。
Agile Japan 2016の内容にはほとんど関係ない話でした。
色んな人に久々にあえて、同窓会みたいで純粋に楽しかったです。
ありがとうございました。
ラナイバ
バイナラ